10年以上かけて築き上げられた信頼関係
ルアンパバーンでは、1997年に地域開発団体によってコーヒー栽培の技術指導がはじめられました。このおかげで、農家さんたちはコーヒーの栽培・収穫の手法を身につけ、コーヒーの栽培エリアは徐々に拡大していきました。しかし、当初「市場への販売」という部分まではサポートが行き届いておらず、現地パートナーであるSaffron Coffeeがこの地を訪れた2006年には、多くの農家さんが「お金にならないから」とコーヒーの木を切り倒してしまっていました。Saffron Coffeeは、まだコーヒーの木を残していた、わずかな小農家さんたちからコーヒーを買い始めました。